活性炭について

吉野は日本有数の杉・桧の生産地にあり、北村化学研究所では製材所で発生する鋸屑(おがくず)を再利用して活性炭を製造しております。

活性炭「金鶴」

活性炭による脱色のちから

活性炭には脱色・脱臭するちからが有り、日本酒の脱色や不純な香りを除く洗浄剤として使用し、砂糖など甘味料の脱色、ワインや果汁の脱色/脱臭を行います。活性炭「金鶴」は吉野産杉・桧のおがくずのみを原料としています。杉・桧など針葉樹はナラなどの広葉樹の樹木に比べ元の樹木の空隙の多い多孔構造を残している為、吸着性能の良い活性炭が出来ます。賊活は耐火レンガ製の円筒状の流動炉で原料(おがくずを炭化したもの)を空気と水蒸気の混合ガスで燃焼させ、1000°C〜1200°の炉内で賊活処理を行います。
原料の大半が燃料になり、石油・ガス等の化石燃料は一切使用していない為、純度の良い高い吸着性能を持った活性炭をつくる事ができ、自社での酒造りに使用し、且つ難・伏見の大手清酒メーカー様でご愛用いただいています。

清酒「猩々」と活性炭「金鶴」は兄弟の関係にあります。

金鶴活性炭の用途

金鶴活性炭は日本酒精製用活性炭としてスタートし、今日ではその高純度高吸着性能の利点から様々な用途にご利用いただいております。

  • 薬用炭原体
  • 医薬品精製用
  • 食品工業(日本酒、アミノ酸、調味料液の脱色精製用)
  • 化学工業(染料、中間体の脱色精製用等)
  • 上・下水道用
  • ダイオキシン除去用
  • 機能材活性炭の原体
  • 工場廃水の脱臭有機物除去用
  • 一般住宅床下調湿炭

ご一報頂きましたら、お客様のご使用に目的に合わせて活性炭の選定をさせて頂きます。

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